グルーン

グルーン(G-Roon)

・機体解説

ポセイダル軍のA級HM。戦国武将を思わせるフォルムと大きな2本角が特徴的。

小型のSサイズフレームに高出力ジェネレーターを搭載されているため、小柄な機体サイズのわりにパワーがある。

バッシュと同様に量産されており、A級の機体としては劇中最も多く登場している。ただし、オリジナル機は過去に破壊され現存していない。白兵戦闘用の機体のため、近接用の武装が豊富である。

13人衆のネイ・モー・ハンの機体は原型機の面影をほとんど残さないくらい徹底的に改造されており、「サロンズ」と呼ばれる。なお、サロンズはOVA「フルメタルソルジャー」にのみ登場する。

機体デザインは「FSS」において、ジャスタカーク公国のカーグ騎士団の旗騎MH「グルーン・エルダグライン」に流用される。

・武装解説

ロングスピア:グルーンの主武装。接近戦において絶大な威力を誇る。両端にはパワーランチャーが装備されており、中距離戦にも対応できる。

パワーランチャー:手首アーマーに内臓。小型で威力が低く、撹乱・牽制に用いられる。

セイバー&Sマイン:腰アーマー内に収納。

電波妨害用金属片:逃走時にバックパックの射出口から放出する。ビームの散乱やレーダーの妨害に効果を発揮する。

・キット解説

ということで、1/144グルーンです。どこかのミドリ電化で300円でした。

本キットはプロポーション・可動においては、個人的にエルガイムシリーズで最高の出来だと思います。

武装はロングスピアのみ付属。足首と手首の可動範囲が微妙なので、今回はここを改修します。

・改造ポイント

手首:ここは固定で回転しないので、丁寧に切り離して両方の断面に1㎜径の穴を開け、手側の穴には1㎜真鍮線を入れる。

腕:バッシュ、オージェと同様の加工を施す。パワーランチャーの砲口に2㎜径の穴を開ける。

足首:当サイトではおなじみの市販ボールジョイントに変更。足裏はスカスカなので、プラ板とポリパテで埋める。

頭部:関節をポリキャップに変更。ケーブルはスプリングパイプに変更。角は真鍮線で角度を付けて接着。

・塗装

青はインディブルー+黄色少々。水色はスカイブルー+白多め。黄色はオレンジイエロー。関節はウッドブラウン。腹はミッドナイトブルー。

・写真

フロントビュー。プロポーションは後のZ、ZZのキットよりも優れているんじゃないでしょうか?

ロングスピア。手首の回転が加わるだけで結構表情が尽きます。

パワーランチャー。ぎりぎり砲口が見えん~(笑)

リアビュー。バックパックのケーブルは後から取り付けられるよう加工してあります。

足首のボールジョイント化が効いてますね~

手のひらにはいつも通り1㎜径の穴を開けています。肩のランダムスレートは可動式。

エルガイムと。あれ?エルガイムはMサイズフレームのはずなのに・・・・・Sサイズのグルーンよりちっちゃいです(笑)

戻る。