アシュラテンプル（Ashura Temple）
・機体解説
ポセイダル軍のA級HM。巨大な肩とそこから生えた副腕が特徴的。
「テンプルシリーズ」と呼ばれるHMシリーズの内の１機で、オリジナル機は本編より約５００年前に製作された。劇中に登場した機体はそれらオリジナル機をレストアしたものを更にコピーしたレプリカ機であり、オリジナル機とはほとんど別物である。
巨大な肩にはパワーユニットが収められており、パワーランチャーを同時に４門使用可能な高出力を誇る。
機体デザインは「FSS」において、メヨーヨ朝廷のメヨーヨ遊撃騎士団の主力MH「アシュラテンプル」に流用・・・というか、流用されたのは肩の副腕ギミックと名前くらいであり、モデル機の面影は全くない（ちなみに量産騎ではこの副腕すら削除されている）。むしろA.K.Dのゴーズ騎士団の主力騎「ブラッドテンプル」に似ているような気がする。
・武装
パワーランチャー：A級のものとしてはごく一般的な出力（にしても高出力なのには変わらない）だが、アシュラは同時に４基使用できる。
サーカスバインダー：肩部の副腕が持つ円形のバインダー。パワーランチャーが備えられており、立体的な攻撃と防御が可能である。
リバースボマー：胸部に搭載されている。高温の鉄球を高速で射出する。対ビームバリアが通用しないため、対ビーム装備が主流のペンタゴナワールドでは非常に有効な武装である。
エネルギーボンバー：肩部及び大腿部に装備されている。敵機のバリアに反応するエネルギー弾を射出し、その時生じた放電により敵にダメージを与える。
セイバー＆ランサー：腕部に収納されている。出力はごく一般的なものである。
・キット解説
と言う訳で、アシュラテンプルです。リサイクル屋で500円也。肩のボリュームが大好きですが、可動はあんまり期待できません。
武器は、副椀のサーカスバインダー、腕のパワーランチャー、両腕のセイバー、胸のリバースボマーなど。サーカスバインダーは専用の手首に取り付ければ手持ちも可能。セイバーは腕内部に接着。パワーランチャーも接着式のため、取り外し可能にしたいな～と思います。
・改造ポイント
腕：パッと見二重関節っぽいですが、可動は二の腕のみで意外と動かないので、下腕に市販の関節を仕込む。セイバーを着脱可能にするため内部にプラ板で受けを設置。
脚：膝の可動範囲増大のためにふくらはぎのケーブルをプラ板で作り直してリード線に変更。
足：足裏をプラ板とポリパテで埋める。
胸：リバースボマーのハッチを開閉可能にしたかったのですが、しくじったため固定式に。
首：コード類に市販のリード線を追加。これだけで印象がごっそり変わります。
武器：セイバーはグリップに1㎜アルミ線を埋め、取り外し可能に。パワーランチャーも同様に。
・塗装：指定通りの色で全身筆塗り。関節のみミッドナイトブルーで塗装。
写真撮影の前に副腕の付け根がポッキリと折れちまったため、現在修復中。しばしお待ちを。